(3)香水の付け方、利用方法

香水を付ける箇所、付ける量などは、賦香率によって変えていきます。まず、付け方ですが「パフュームは点、オーデパフュームは線、オーデトワレは面」を基本とし、深い香りがするものから順に、つけ方も広くつけていきます。
賦香率が最も高い「パルファン」は、濃度が濃く香りが強いので、体の各所に軽く一滴だけ付けるようにし、パルファン同様に賦香率が高い「オードパルファン」も濃度が強いので、こすらずに、体の各所にスプレータイプで「1〜2プッシュ」程度するのが良いでしょう。
また「オーデトワレ」は2プッシュ程度を「面」を意識しながら、こすりつけるようにします。いずれの場合も1カ所につけすぎないようにすることがポイントです。
香水を利用していて、ふとこんなことを思ったことはないでしょうか?香水は一体どこに付けるのが最適なのか?多くの利用者が付ける箇所として挙げるのは、手首部分や、首筋の部分です。
香水を付ける場所は、「ここに付けなければならない」ということは、特に決まってはいませんが、通常、基本的に体温が高く、大きな血管が通った箇所や、脈を打つ場所が最適とされています。なぜなら、以上のような箇所は、体温が高い為、香りがよく拡散し、本来の香りを引き出しやすいと言えるからです。
注意することとしては、体の全体や清潔でない肌(汚れが付いた箇所)、嗅覚が鈍る箇所(顔の近く)などに付けることは避けたほうが良いということです。
また、汗をかきやすい場所(脇の下など)も付けるのを避けた方が無難と言えるでしょう。顔に近い箇所に香水を付けると、歩く時に、香りが顔に昇ってきて、嗅覚が鈍ったり、食事の際に香りが邪魔をするからです。汚れた肌や、汗をかきやすい箇所を避けるのは、汚れや汗の為、香水が流れたり、香りが大きく変化し不快な香りになることがある為です。
そして、水を付ける箇所として「耳の後ろ」の箇所も、よく挙げられますが、その場合、電車やダンスなど、他人が接近した時に、周りに不快感を与えかねませんので、付けるのを避けるか、付けすぎには注意しましょう。香水を利用する場所や、付ける箇所を、その時々に変えるのも、賢い香水の利用方法と言えます。
付ける箇所のポイントとして、香りは上昇することを忘れてはいけません。濃厚な香りの物は膝の裏などの下半身部分に、ライトな軽い香りは手首や首筋などの上半身につけると、効率良く香り、周りにも不快感を与えることがありません。
そして最後にもう一つ、香水は付けたしが肝心です。当たり前ですが、香水の香りは時間と共に消えてしまいます。その為、香水の種類に合わせて、付け足しを行わなければなりません。
これをタッチアップ(付け足し)と言い、香水(パルフィン)の場合、付けてから6〜7時間後ぐらいが最適です。また、オードパルファンなら6時間後くらいタッチアップを行うのが良いでしょう。タッチアップ時間の計り方は、香水の種類(濃度)によって変えていくようにします。
つまり、パルフィンがタッチアップするまでの時間が一番長く、オーデトワレに向かうほど、タッチアップの時間も、その分早くなってきますので、自分なりに時間を計って利用しましょう。
以下に香水を付ける箇所として具体例をご紹介します。
□上半身=手首の内側、肘の内側、両肩など
□下半身=アキレス腱、膝の裏側、太ももの内側、ウエストの内側など
上記で挙げた箇所は、あくまでも参考です。香水を付ける、最適な箇所は、前述したように決まってはいません。自身でその最適な箇所を見つけるのも楽しみの一つではあります。
人それぞれ体温や、香りやすい箇所が違う為、いろいろ付け方を試してみて、香りを楽しんでは如何でしょうか。
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