(4)知っておきたい香りの変化

香水の香りは時間とともに変化することは、すでに前述しましたが、その理由として、香水は、いくつもの種類の香料がブレンドされていて、それら香料により、時間と共に香りを変える特性がある為です。
香水の香りは一般的に、3段階に大別することができます。それぞれ香りを「トップノート」、「ミドルノート」、「ベースノート」と言い、時間と共にトップノートからベースノートへと香りが変わっていきます。以下に、詳しく時間別の香りの種類をご紹介します。
トップノート
つけてから5〜10分くらいの香りで「先立ち」とも言われます。香りは刺激的で、強くて新鮮な芳香を放ちます。外出する際には、トップノートは抑え、ミドルノートにしてから外出するのが良いでしょう。
ミドルノート
つけてから30分〜2時間くらいの香りで「仲立ち」とも言われます。香水の核となる香りで、その香水の本当の香りや、香水のハートと呼ぶこともあります。その香水の持つ特徴が一番よく表れるのがミドルノートです。
ベースノート(ラストノート)
つけてから2時間以降〜香りが消えるまでのことを言い「後立ち」とも言われます。ミドルノート後の2時間以降から香り、ちょうど付けている人の体臭と混ざり独特の芳香を感じさせます。残香性の強い香料の香りで、木や動物系の香料が主となります。
また、俗に残り香とも言われるのがベースノートです。
そして、まれに、ひとつの香りがずっと続くシングルノートというものもあります。香水の香りは、付ける人によって変わります。それは、人それぞれ、肌の温度や質感が違う為です。
その為、同じ香水を付けていても、人によって微妙に香りが違うことがあるのです。具体的には、その日の気温や湿度、付ける人の体温や肌の脂肪分など、様々な要素がからんで、その人独自の香りを醸し出します。
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